DESIGN 【 表紙のインパクト 】

■ J design column vol.06 ■
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前回、外国にて印刷した冊子の在庫が少なくなり、新しい物を用意することにした。今回はさらに違う種類のものも用意することにし、新刊を二冊一気に作成することにした。販売するさいに私の作成したシリーズとしてすぐに顧客に判断してもらえること、二冊セットで買いたくなるような表紙に仕上げる二点をポイントにした。今回の印刷部数は4万冊。10トン近い重さである。印刷所は前回と同じ韓国の印刷会社で、すべて問題なく進まないと、10月末日に私の会社には届かない。二冊いっぺんに冊子を作るDTP作業を一人で仕上げるのはなかなかに手間がかかる。160ページものデータをミスなく仕上げるのは細心の注意を払う必要があるのだ。前回は「PRINTED IN KORIA」の表記が抜けていて日本に入れるのに時間がかかってしまった。今回はその部分を訂正し、さらに梱包方法を紙で巻いてもらう方法からダンボールに変更し、さらに内部の紙の厚さを2ランク落として、体積を15%くらい減らす工夫をちりばめた。こういった工夫を凝らしつつも、顧客が冊子を手にしたときに必ず満足感がなければならない。表紙のPPというビニールコーティングは見た目はいいが普通に燃やせるほうが環境にいいだろうということでおこなわない。データはCD-ROMに焼いて、プリントアウトした試し刷りとともにEMSで韓国に昨日発送した。

こうして送られたデータは韓国の印刷所に届き次第、韓国のMACでデータを開き、印刷所の印刷機用のデータに若干加工され試し刷りが私の手元に返送されてくる。いわゆる色校正と呼ばれるものだ。その色校正をチェックして、問題なければメールで印刷開始を依頼して、印刷代金の半額を前払いで振込する。(日本で大きな冊数の印刷代金は2ヵ月後に支払いというスケジュールだったが、韓国は前払い制度なのだ。)二週間前後で日本に冊子が届く。すべての冊子が私に届き次第、残りの半分の印刷代金を支払う仕組みである。

さて、今回はうまくいくだろうか・・・・・・。

末端価格2520万円というちっちゃなマンション並みの値段のビジネスに発展しつつあるが、失敗したら印刷にかかる諸経費はすべて私が持たなくてはならない。

胃・・・胃が痛くなってきた(素)

冊子は表紙で売り上げが決まる。表紙のデザインが悪いと手にとってもらえないので買ってもらえないのだ。毎回工夫するが今回はダブルリリースなので表紙にこだわってみた。二冊が並んだ状態でコンビで美しくなるようにデザインし、両方の冊子を購入したくなるようにした。うまくいけばいいなぁ・・・。
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by powertools | 2004-10-03 15:31 | design column


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