JFC 【 セリエA 第5節 】

■ JFC column Vol.31 ■ 2004年10月18日
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セリアA第五節、レッジーナ(H)対サンプドリアの試合が行われた。俊輔は日本をワールドカップ最終予選をにすすめるアシストをアウェーで決めて、セリエAに戻ってきた。過密スケジュールのため、大事をとりシーズン初、スタメンからはずれて第五節を迎えた。相手のサンプドリアは去年柳沢が所属したチーム。二連勝中と好調を維持してきているチームだ。

トップ下にはFWボリエッロが先発。俊輔は自分の位置に他のプレイヤーが入るのを事細かに観察していたと思う。ボリエッロはボールを蹴る力が強いFWでより前線でプレーしたがっているのがわかる。トップのボナッツォーリが孤立することはなくなるが、その分タメが足りずに決定的なチャンスを演出するのが難しい。俊輔が入る前と後ではまったく違うチームのように見えた。

後半20分から投入された俊輔は抜群のキレを見せる。今年のシーズンの俊輔の特徴として右足のキックの多用がめだつ。左サイドから攻めあがる俊輔の右足から放たれたクロスはピンポイントでボナッツォーリに届く。これは素晴らしい・・・。才能と努力する姿勢が両方ないと難しいプレーの進化だ。また相手DFには当然マークされるが、当たり負けすることが少なくなってきた。これは腕の使い方が去年から変わったのと、ショルダータックル等に身体を入れるタイミングを変えたためだと思う。もちろん筋力トレーニングの効果もあるだろう。

角度がまったく無い位置のFKから強引に直接シュートを狙い、ゴールポストを直撃したときはスタジアムが沸いたっ!ペナルティーエリア付近で5回も決定的なチャンスを作り出した俊輔のプレー。試合はホームにもかかわらず0-1で敗戦した。「ナカムラがいないとこうなってしまうのがわかるだろう?」とコメントするマッザーリ監督はジーコがどのように俊輔を活用しているのか知るためオマーン戦のビデオを取り寄せているという。ジーコの名前をこの監督が知らないはずはない。これは推測だが、彼は当然現役時代のジーコのプレーを何回も見ていることだろう。そのジーコが俊輔をどのように使うかを勉強するためにビデオが欲しいのだろう。そのVTRの感想を、この監督に聞いてみたい。

「レッジーナは彼が入ったほうがより危険度が増す」
「先発で出場すべきだった」
「精密なアシストマシーン」

上記のようなコメントを残し、イタリアスポーツ各紙の俊輔の評価は25分という短いプレー時間にもかからわず、好評価を得ている。
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by powertools | 2004-10-19 12:34 | football column


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