【 中村俊輔 スコットランドリーグ セルティック8&9節 】

■ JFC column Vol.58 ■ 2005年10月4日

Hibernian 1 - CELTIC 2

ハイバーニアン戦は面白い試合だった。前半で怒涛の攻撃を作り上げるも相手のGKブラウンが再三の好セーブを連発。キラーパス、山成りのクロスと決定的なチャンスを星の数ほど作り上げる俊輔だがゴールを割ることができないセルティック。0-0のまま後半に突入するもサイドからの攻撃で相手に先制点を奪われてしまう。0-1。その後レッジーナ時代にはずるずる悪い展開になっていくことが思い出されたが、ここはスコットランド。クロスやキラーパスで崩せないならばと、俊輔が選んだ武器はダイレクトワンツー。ペナルティーエリア近くでボールを捕らえた俊輔がダイレクトにマローニーにパス、マローニーからFWビーティーにダイレクトパス、受けたビーティーが押し込み1-1の同点。その後も攻めつづけるセルティック。ボールを持った俊輔がDF三人につぶされたと思った瞬間、すっくと立ち上がりまたつぶされた・・・と思ったその時に倒れこみながらのスルーパスっ! 受けたビーティーがこの試合二点目を決めてセルティックの逆転勝ち。俊輔はまたも決勝点をアシストした。これで3試合連続決勝点アシストである。

LIVINGSTON 0 - CELTIC 5

リビングストン戦はセルティックの圧勝だった。今ひとつ調子の上がらないFWのハートソンを下げ、ビーティーとズラウスキーのツートップ。小さな戦車みたいなマローニーと俊輔を共存させ試合に臨む。これだけ役者がそろうと流石に俊輔は引き気味でパサーに徹していた。ダイレクトのクサビで落ち着かせ、サイドチェンジ、ためてからの前線へのパスだし、縦を切るディフェンス、二点目を演出するグラウンダーのパス。マローニー、ペトロフ、ビーティー、ズラウスキー全員が決定力を持っているのでパスをだすだけでいいのだ。あとは相手に縦パスを通させないことが重要になってくる。前半からガツン、バシーン、バキューンっとジャンジャカゴールを決めて5-0で圧勝。首位ハーツを追ってリーグ2位をキープする。相手チームのリビングストン25番の選手は常に全力疾走していた姿が印象に残る。若いプレーヤーなんだろうが、あのスタミナは驚異的だ。連勝を続けいい感触のまま俊輔は代表戦(vsラトビア)に合流する。

【セルティックMF中村が3日付のサン紙スコットランド版でベストイレブンに選出された】
「日本人MFはこれまでで最高のパフォーマンスを見せた」とチームを5―0勝利に導いた1日のリビングストン戦の活躍を高く評価。デイリー・レコード紙も「スコットランドで最も良いパサーだ」と称えた。

日本代表メンバーは

中田英寿(ボルトン)が先発、大久保(マジョルカ)もレアルマドリッド戦先発、松井(ルマン)も先発、柳沢、稲本、高原の3人は今ひとつ、小野君(フェイエノールト)が先発とかなりのメンバーが海外で調子をあげてきている。このメンバーで代表がどこまでできるか注目したい。
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by powertools | 2005-10-04 12:17 | football column


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