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【 中村俊輔 スコットランドリーグ セルティック17節 】

■ JFC column Vol.66 ■ 2005年12月6日
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【 中村俊輔 スコットランドリーグ セルティック17節 】

風邪で発熱していた俊輔は試合開始二日前まで寝込んでいたがなんとか間に合った。俊輔のほかの選手たちもマローニー、ズラウスキーが復活。前節、痛恨の敗北をした汚名を返上するべく今回の17節のアバディーン戦に挑む。試合はアウェーのアバディーンのホーム、ピットドゥリースタジアムでキックオフ。試合は最初攻める場所を探している様子だったが、相手は前半が勝負というのが手に取るようにわかる進め方で、開始直後から猛然とプレスを前線、中盤の選手がかけてくる。スピードがマックスの状態でのパス回しを余儀なくさせられるセルティックだが、レノンと俊輔がうまくバックパスを使い落ち着かせる。試合は両者全力を尽くした状態。0-0で前半を終える。どう攻めるものかなぁ・・・と考えさせられる前半だった。
後半はアバディーンがまた最初に勝負をかけてきた。全力ダッシュでボールを追い回し、ワンツーで抜け出そうと思ったアバディーンの選手を止めようとしたセンターバックのバルデがファールを与えてしまいゴール前いい位置でフリーキックを与えてしまう。壁は5人。いつもどうり飛ばない壁の作り方に加え、MFペトロフが足元を横っ飛びで埋める方式。相手キッカーは4人並んでいて誰が蹴るかわからない状態で笛がなる。動き出し一人目・・・二人目・・・三人目か!バキっ!!抜けた~~~! アバディーン殊勲の先制点。0-1。

後半5分で先制点を取られたセルティック。爆発するだろうなと感じていたが反撃は速かった。先制点を決められた三分後、右からあがった俊輔がいったん切り返し、左足でするどいクロスをゴール前に放り込むと混戦になり、シュート!ディフェンス!シュート!クリアミス!そのこぼれだまにつめたのはルーキーマッギーリー!! うまくバウンドを合わせ振りぬいた弾丸シュートがゴールネットをゆらす!1-1。綺麗なシュートだった。その2分後、後半に入りポジションチェンジを繰り返すセルティックに相手のDFは翻弄されている。真ん中に位置する俊輔から放たれた武器は重戦車ハートソンへのキラーパス!DF3人を抜き去ったこのパスからハートソンがシュートを放ち、相手DFがなんとか触ったところにお祭り男のペトロフがつめて2-1.これも綺麗だった。最後は右コーナーキックをショートで出すサインを俊輔がチームメイトに送り右サイドバックのテルファーがオーバーラップ。そのままドリブルで持ち込み、アドリアーノ並の超スピードのシュートを相手ゴールに突き刺し3-1。俊輔3点すべてのゴールをお膳立てしてセルティックを勝利に導いた。

ABERDEEN 1-3 CELTIC

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by powertools | 2005-12-06 11:51 | football column


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