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JFC 【 A代表 インド戦 】

■ JFC column Vol.27 ■ 2004年9月8日
JFC 【 A代表 インド戦 】 _a0008708_11493766.gif
2006ドイツワールドカップ杯 アジア一次予選  
■ 日本 vs インド(ホーム) ■
インドのコルカタスタジアムで、2006ドイツワールドカップ杯 アジア一次予選の4試合目、日本対インド戦が行われた。前半終了後にスタジアムが停電になるアクシデントがあったが試合は最後までおこなわれた。

~~ 【先発メンバー】 ~~
FW : 鈴木 高原
MF : 三都主 福西 本山 小野 加地
DF : 中沢 宮本 田中
GK : 川口 ● 監督:ジーコ

今回、俊輔は腰痛が再発して出場辞退。持病を克服した高原が復帰、久保も完調ではないがサブとしてメンバーに復帰。会場となったスタジアムはピッチがかなり荒れており、転ぶ選手が多く、ボールもイレギュラーする。最大15万人を収容するスタジアムで歓声は今までのA代表の試合の中でもひときわ大きい。アジアカップを乗り切ったA代表の選手たちはこのような日本とかけ離れた状態でも凛とし毅然したプレーができるようになり、心強い。

インドはそんなに激しいプレーをしてくるチームではない。背も高くないのでヘディングでも競り勝てる。荒れたピッチ上でしっかりとパスをまわし、引いたフォーメーションのインドを切り崩せるかがポイントだ。トップ下に俊輔の代わりに本山からFWへ。ボランチの小野から左右のサントス、加地へのサイド裏からのクロス狙い。セットプレーと三つの武器でインドを攻めきり前半に1点、後半に福西のダイビングヘッドや宮本のきれいなダイレクトボレーが決まり、4-0の勝利をもぎとった。プレーの中で素晴らしかったのは途中から出場した久保、モニターで見ていてここだっ!という場所にしっかりパスを通すのは流石。フィジカルで負けずにしっかりボールをキープする力も持っている。小野の精神力も素晴らしい。まったく臆せずオーラが漂う姿はやはりオランダで最高額選手の証だ。自在にキープし左右にちらす眼力がある。その左右の選手たちがキープできずにピンチを招いたことが何回かあった。これは反省点だと思う。FWの高原はマークがきつかったせいもあるがキレがいまひとつ、がキレイなパスを何本か出していたのでドイツで試合感を取り戻せば平気だろう。俊輔が復帰までに時間がかかったように、高原や中田はピッチに復活することが何よりの薬になると思う。(あとはおまけで停電時の三浦のリフティングはうまかった!はやく三浦が活躍するところを是非見てみたい。)

日本は勝ち点3をゲットして、次のオマーン戦を引き分け以上で次のステージに進むことが可能となる。来月のオマーンとの試合が焦点だ。
by powertools | 2004-09-09 11:33 | football column


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