【 日本代表 WC 出場決定♪ 】

■ JFC column Vol.48 ■ 2005年6月13日

2006ドイツワールドカップ杯 アジア最終予選  
■ 日本vs 北朝鮮(前試合が北朝鮮サポーターの暴動により無観客試合) ■
バンコクのスパチャラサイ国立競技場で、2006ドイツワールドカップ杯 アジア最終予選、日本対北朝鮮戦が行われた。北朝鮮は前の試合で監督がレッドカードを受け、不在。日本は中田、中村、サントスが累積警告で出場停止。この試合で勝てば日本は2006年のワールドカップへ出場が決定する。

北朝鮮のサッカーはメンタルが異常に強い。組織では成熟していないが気持ちは足が折れても日本には負けないよという意思がヒシヒシと伝わってくる。日本は成長目覚しい柳沢がトップとして先発をゲット。鈴木と2トップを組む。ボランチ中田の位置に稲本、ゲームを作り上げるのは小笠原、中田浩二がサントスの位置へ入り中田浩二はPKキッカーにも指名された。デフェンダーの中澤は捻挫を押しての出場。

FW : 柳沢 鈴木
MF : 中田浩二 小笠原 稲本 福西 加地
DF : 中沢 宮本 田中 
GK : 川口 ● 監督:ジーコ

試合は実力差があった。北朝鮮との戦いでホームで苦戦を強いられた日本だが、今回は気を引き締め、攻める姿勢を崩さなかった。カウンターの芽を摘み、丁寧にボールをキープ。前線に走りこむ2列目の小笠原や稲本、シャドーとなる柳沢のスピードには北朝鮮のデフィンダーはなかなかマークしきれない状況だ。加地のコーナーキックポストギリギリまでの走り込みが北朝鮮には通用し、サイドからのするどいクロスに北朝鮮DFはうまく反応できていない。いい感じで前半を終えると、日本は大黒を加えて後半キックオフ。その大黒がやはりいいっ!!!

走り出すスピード、相手DFの裏を取る動き、そのためのフェイク、ボールを持ったときのゴールへ向かう姿勢変化の早さ。どのアクションもすべてがシュートに繋がる動きに直結しており、得点の匂いを強烈に感じさせる。WC前にこれだけの人材が育ってきたのは本当に嬉しいことだし、日本がまだまだ強くなる可能性を大きく高めてくれる予感がする。日本のFWは他にもいる。横浜の怪人、久保。スペインで活躍する大久保。柏レイソルの高速ロケットサウスポー、玉田。ブンデスリーガで体を屈強に鍛え上げる高原。Jリーグで活躍している若手。皆自身のクラブで点を重ねているが、セレソンとして選ばれるのは特別な栄誉だ。日本人でサッカーをプレイする全国民の中で一番得点するのが上手なフォワードとして選ばれているのだ。今回は柳沢と鈴木、大黒がその栄誉に選出され、柳沢と大黒がその栄誉をさらに価値のあるものとすることに成功した。

試合が動いたのは後半28分。それまで何度となくオフサイド判定にひっかかり、さらにはDFの間を抜け出したゴール横から惜しいシュートを放っていた大黒に稲本から高いボールが入り込む。北朝鮮DFと競り合い、3人ひきつけた大黒のところからボールがこぼれ、それに反応したのは二人。

北朝鮮のDFと柳沢だ。

ボールが落ちてくる・・・動きがスローモーションになる・・・落ちてきたところに、明らかにDFよりも速いスピードでボールを直接蹴りこんだのは柳沢だった。決めた後、誰も観客が居ないスタジアムで柳沢が低い位置でガッツポーズを決めた。その姿はイケてる男そのものだった。柳沢の笑顔は本当に嬉しそうで長く代表でのゴールから遠ざかっていた彼に、最高のプレゼントを日本代表はもらった。1-0。

さらに後半44分、横でオフサイドの判定を判断する線審のクセも見抜き、北朝鮮DFの足が疲労でまったく動かなくなってきたその時にズバリのタイミングで大黒が走った。パスの出し手はDFの田中!その田中誠からのボールをドフリーの状態で持ち出しに成功した大黒はキーパーと一対一となる。よく見れたGKが飛び出してきたその瞬間にフェイクを入れて、キーパーを抜くと、冷静にゴールど真中に流し込み、日本追加点♪

2-0と危なげなく試合を終了させ日本は勝ち点3をもらい2006年のワールドカップの出場権をゲットしたのだっ!!!!(嬉&驚)俊輔や中田、その他控えのメンバーもグランドに降り立ち全員で喜びを味わった日本代表の本当の戦いがこれからスタートする。
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by powertools | 2005-06-14 02:32 | football column


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