JFC 【 大久保復活っ 】

■ J Fooball Column Vol.10 ■

アテネオリンピックアジア最終予選 U-23   ■ 日本(ホーム) vs レバノン 

  アテネオリンピックの最終予選(23歳以下)、日本 vs バーレーンが、3月16日、国立競技場で行なわれた。先発メンバーにFW大久保、平山。DFに今大会初の近藤が選ばれた。今野の1ボランチ&3バックで攻撃的な攻撃に重点をおいた布陣で大量得点を狙う。前試合カード警告で出場停止になった森崎が帰ってきたが、DF那須が出場停止。闘莉王は怪我のために戦線離脱(自ら志願してベンチからの応援)。様々な要素をかかえたU-23日本代表チーム。予選を突破できるのかっ!

~~ 【先発メンバー】 ~~
FW : 大久保 平山
MF : 森崎 松井 今野 前田 石川
DF : 茂庭 阿部 近藤
GK : 林  ●監督 : 山本

前半キックオフ。はじまった瞬間から、ものすごいスピードで大久保がプレスをかけに走る。大久保はメンタル的に鍛えられている最中だ。A代表での退場、U-23アウェーラウンドでもメンバーに選ばれることはなかった。自分自身のプレースタイルを貫き、うまく結果をだせないことに対して、葛藤しているのがよくわかる。ここ数年間で、大久保は精神面が恐ろしく強くなるだろう。このような経験は選ばれたものにしかできないのだ。前半15分、その大久保がペナルティーエリア少し手前で得意のドリブルから相手のファールをうまく誘い、最高の位置でフリーキックをもらうっ(!)。日本、大チャンスである。センターバックの阿部(今日はキャプテンマーク)が、球を蹴りにあがってくる。レバノンの選手たちが大きな壁を作る。右か左か・・・。助走は短めで、慎重にコースを読み、阿部がシュートっ!!ヒュイーンっと右に曲がるボールが壁の上を越えて、見事に落ちた。レバノンキーパー取れずっ!決まった!国立競技場が楽器になったみたい(笑)。いきなり大久保のプレーが起点となり日本先取点。前半20分は怒号の攻撃を見せレバノンたじたじである。勢いにのりたい日本、追加点を1点でも多く取っておきたい。おもいっきりひいて守る中東チームを攻略するのは5試合目でも、なかなか難しい。松井のキープもきかない、サイドは石川に渡ればヒラリヒラリと中に切れ込むが、石川にボールが回ることが少ない。石川の緩急をつけたドリブルは、中東の厚いディフェンスに対し確実に効果をあげている。1ボランチの今野も思い切ったボールを前線に送ることはあまりなかった。そういった中、平山のポストプレーのうまさと、大久保の切れまくった誘うドリブルは光った。大久保はクロスも積極的に上げた、やはりうまい。どこでもできるのだ。が・・・・・・・追加点をとれずに前半が終了してしまった。これはちと物足りないじゃんかっ!(怒)。松井と前田の関係がうまく機能できていなような気がした。またポストとして平山にボールを送る際に平山がファールを取られる回数が多い。これは平山自身が考え、プレースタイルに修正を取りいれるべき点だと思う。

追加点をもぎ取るべく後半キックオフ。

勝ち点3を取らねばあとがない日本。慎重すぎるほどのボール回しを最終ラインで繰り返す。一瞬の穴をつき、しかけ、攻め立てるがなかなか追加点が奪えない。森崎がシュートを放ったり、近藤がオーバーラップしたりと、新しいオプションも使いレバノンをかく乱する。はやい時間に追加点が欲しいなぁ・・・と感じていた後半22分。クリアしたレバノンのボールが近藤の前ではずんでしまい、カウンター(!)。GK林と1対1になったレバノンフォワード・アトウィが気合の一発を日本のゴールに突き刺したっ!。スタジアムに悲鳴が響く。1-1の同点。山本監督は攻撃の比重を増やした(松井out 田中 in )。
その悲鳴が鳴り止む暇もなく、前田が左サイドをかけあがりゴール前を見て正確にクロスを打ち込む。いいボールだった。ヘディングに飛んだのは達也と大久保。フリーになった大久保がバッキーンと決めたっ!ドンピシャだった。吠える大久保。たったの1分でまた突き放すことに成功した日本は気落ちすることなく試合をすすめることができる。これは大きい。2-1。

追加点を取れそうなチャンスもあったが、結果的に2-1で勝利し、勝ち点3をもぎ取った。スピードが足りない。速度で中東に通用するのは達也と大久保。あとは前線でパスが回らない。この二つのポイントを修正し、日本は最終戦に望む。

【 B組 順位表 】
勝点 10 : 日本 
勝点 10 : バーレーン 
勝点 07 : UAE 
勝点 01 : レバノン 
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by powertools | 2004-03-17 10:14 | football column


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